09.01月19日 | ||
美容室にいかず自分で染める 女性用白髪染め剤が好調 | ||
女性用白髪染め剤の売れ行きが好調だ。団塊世代ジュニアが「白髪世代」に突入したため、とみられているが、懐事情もあって美容室代を節約して自分で染める人も増えている。美容室でやってもらうのに比べて手間も時間もかかるが、お金をかけずに美しくなりたいという女性の執念がうかがえる。発売開始から1か月間で170万個を出荷 花王によると女性用白髪染め(家庭用)の市場規模は500億円で、日本人口のボリュームゾーンである団塊世代ジュニアが35歳前後に達し、「白髪世代」に突入したことが追い風となって、年々拡大している。そんな中で同社が2008年10月から発売している白髪染め「ブローネ 泡カラー」が大ヒットしている。白髪が気になり始める35歳から50歳代に売れており、発売開始から1か月間で170万個を出荷した。容器から出てきた泡をそのまま髪につけ、手でもみ込みながら染めるので、後頭部や髪の内側までムラなく仕上げることができる。クリームや液体が主流の中で画期的な商品だ。 |