10.04月02日 | ||
「モスキーノ」初のホテル開業、おとぎ話のようなデザインホテルがミラノに | ||
イタリアのファッションブランド「MOSCHINO(モスキーノ)」が手掛ける初のホテル「MAISON MOSCHINO(メゾン モスキーノ)」がミラノのモンテ・グラッパ通り12番地にオープンした。 かつてはミラノ市最初の鉄道駅であり、現在は21世紀ミラノの現代的な中心地の新古典様式建築をもとにつくられた「メゾン モスキーノ」。 モスキーノのクリエイティブ・ディレクターであるロッセラ・ヤルディーニが、ジョ・アン・タンとタッグを組み指揮を執ったこのデザイン・プロジェクトは、ファッションへの鋭いセンスとデザインを適用することで、ホテルでのもてなしにおける新しいアプローチの例を創り出している。 全65室ある客室には、いずれもおとぎ話に基づいた16種類のデザインが存在する。夢と現実が重なり、絡み合う空間として創り出した魔法の世界「アリスの部屋」や、何もかも薔薇で飾られている「薔薇の部屋」、巨大なイブニングドレスがベッドとなり、部屋全体のムードがオートクチュールの豪華な世界で過ごす贅沢な夜を表現している「イブニングドレスでの眠り」など、様々な部屋が幻想的な体験を与えてくれる。 これに加え、有名シェフのモレノ・チェドローニ氏率いる 「Clandestino( クランデスティーノ)」レストラン、バー、リラクゼーション業界で著名な「 Culti (クルチ)」スパが揃う他、 ロビーにあるメゾン モスキーノ・ブティックには、薔薇の花びらのベッドカバーから、薔薇の形の肘掛け椅子、ドレスのフロア・ランプ、ハンドバッグのテーブル・ランプ、レストランのモスキーノ・オリジナル食器に至るまで、ホテルで目にするものすべてが販売されている。 モダンなファッションをベースにしたホテル「メゾン モスキーノ」。「このホテルは他のホテルとはまったく異なっ ていますし、このホテルを築いた高品質の職人技を隠さず見せる勇気も持ち合わせています。ここは特別な空間であり、だからこそメゾン モスキーノと名付けられているのです。」と、ロッセラ・ヤルディーニ氏は語っている |