13.08月05日 | ||
「ナメコのぬめり成分にダイエットパワー!」microdiet.netレポート | ||
独特のツルンとした食感で小さな子供にも人気のあるナメコ。 最近ではかわいらしいナメコのキャラクターやジュニアアイドルによる「なめこのうた」などでも話題となっていますよね。 キノコは様々な種類がありますが、総じて食物繊維が豊富な食品と知られています。もちろんナメコにも、100g中2.7gの食物繊維が含まれています。 そしてナメコにおいて最も特徴的なのは、ぬめりです。 ナメコは漢字では「滑子」と書くように、滑らかなぬめりが持ち味で、ツルンとした口あたりが何とも言えないおいしさの立役者となっています。 この特有のヌメリは「ムチン」や「ペクチン」という成分で、水溶性食物繊維の一種です。 ムチンには胃粘膜を保護して胃炎や胃潰瘍を予防する効果があるほか、喉や気管支の粘膜を保護することで風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐ働きがあると考えられています。 また、疲労回復に効果があり、タンパク質の消化吸収を高める働きや、細胞を活性化して老化を予防するとも言われています。 ムチンはペクチンとともに、コレステロール値改善や血糖値の上昇をゆるやかにし、肥満を防止することから、生活習慣病などの予防に役立つと考えられています。 そしてムチン・ペクチンと並んでダイエット効果で注目したいのが、「パントテン酸」です。 ナメコはキノコ類の中ではパントテン酸が比較的多く含まれています。 パントテン酸は、糖質や脂質、タンパク質をエネルギー代謝させるのに欠かせない栄養素。また抗ストレス作用や善玉コレステロールの生成を促す効果もあると考えられています。 美容の面では、ナメコに含まれるもう一つのぬめり成分である「コンドロイチン」にも注目してみましょう。 肌や皮膚のみずみずしさを保ち、関節がスムーズに動くように助ける作用を持っています。もともと体内にも存在していますが加齢により減少しますので、食べ物からも補充したい成分でもあります。 アンチエイジング、美肌、関節痛などに効果があると考えられています。 ■ナメコの調理 ナメコの袋にもよく記載されているように、水洗いと加熱をするのが基本。 和え物などに使う場合は、軽く水洗いしてから熱湯でさっとゆで、水気を切ってから使います。味噌汁やそば、餡かけなどに使う場合は、水洗いしたものを入れてひと煮立ちさせればOKです。 洗うとぬめりが取れてしまう気がしますが、湯通しなどの加熱処理をするとぬめりが強く出ます。 株つきのものはおがくずが付いていないか確認。天然ものは土などの汚れがついていることがあるのでしっかり洗いましょう。 生のものは、カサの開き切っていない、肉厚なしっかりしたものを選びます。鮮度が落ちると柔らかくなってきます。 ナメコは年間を通して安定して安価で、下ごしらえも超簡単なダイエットフードです。 ナメコの成分だけを当てにダイエットをするのではなく、食事に取り入れることで「太りにくく、やせやすい食事」となります。食事全体のカロリーばかりを気にするのではなく、食材の持つパワーを利用して、おいしく食べながらキレイになるのが今のダイエットの主流です。 |
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