09.03月14日 | ||
同志社柔道部元監督、不正受給に関与 | ||
全日本学生柔道連盟理事で同志社柔道部の元監督(62)が03年に当時の複数の部員から健康保険証のコピーを集め、同部OBで接骨院を営む柔道整復師(37)に療養費支給申請書を不正請求させていたことが明らかになった。柔道整復師は04年までに約240万円を不正受給したが、05年に大阪府の調査を受けて全額返還しているという 同大は3月2日に不正行為を知り、西村卓副学長を中心に調査委員会を設置。2日?4日まで調査を行い、全容を解明。05年から非常勤嘱託職員と同部コーチを務めた元監督は不正行為を認め、4日に辞職願を提出。大学側は受理した。大学側によると、元監督は「部や大学に迷惑をかけた」と話しているという。 同大広報課は「(元監督が)部や大学側に不正行為の事実を報告していなかったのは大変申し訳のないことだ」としている。また部員への影響に関しては「大学側から何か規制するということは一切ない」と話している。 |