09.05月02日 | ||
ベアーズ ファミマで母の日ギフト券 エステ+家事代行 喜び2倍 | ||
まだ間に合う母の日に“うれしい”プレゼント! 働くママを応援する家事・育児代行サービス最大手のベアーズ(東京都中央区)は、コンビニエンスストア大手のファミリーマートと提携した同チェーン店頭での専用ギフトチケットの発券サービスを拡充する。 エステサロン最大手のTBC(東京ビューティーセンター)グループ(東京都新宿区)と共同で、美顔(フェイシャル)や全身美容(ボディートリートメント)のコースと家事・育児代行サービスを初めて組み合わせた割安なセット券の取り扱いを開始した。 「仕事と家事・育児の両立に忙殺される日々でも常にきれいでいたい!」という女性の切なる願いに応え、代行サービスで空いた時間を使ってエステで美しさを磨いてもらうのが狙いだ。まずは5月10日の母の日に向けたギフト需要をターゲットに拡販する。 新ギフト券は「フェイシャル」と「ボディートリートメント」の7?8種の設定コース(最長90分)から1つを選び、同時に「掃除」「洗濯」「ベビーシッター」「夕食作り」などの代行サービス(最長4時間)が受けられる。組み合わせの内容とグレードに応じて「レギュラー」(1万8000円)、「スペシャル」(2万7000円)の2つを用意した。 ファミマ店頭で映画やコンサートのチケット購入やネット通販の代金支払いなどができる専用端末「Famiポート」を使い、購入者が画面の指示に従って操作すると出てくる申込券をレジで代金と一緒に渡すと、発券してくれる仕組みだ。ギフト券の有効期間は購入日から6カ月間。サービス利用には日時指定などの事前予約が必要だ。 ベアーズでは「エステと代行サービスは使用日や利用者が異なっても構わず、さまざまな使い方が考えられる」(経営企画部)と話す。息子や娘、夫からそのまま渡す通常のプレゼントに加え、例えば働く娘が「代行」を使い、母親に日ごろの感謝を込めて「エステ」を贈ったり、単身赴任中の夫が面倒な家事の「代行」を使い、留守を守る妻に「エステ」を楽しんでもらったりできる。さらに単身赴任の場合は夫が男性用「エステ」サービスを受け、妻には「代行」を贈るパターンなども可能だ。 同社は1999年に設立、現在は首都圏の1都3県と関西の2府2県でサービスを展開する。2004年に初めて「5000円」「1万円」「2万円」の金券タイプの専用ギフト券の発行を開始。電話窓口やホームページ経由で申し込み、代金を振り込むと郵送で送付される。さらに07年10月にはファミマと提携し、同チェーンの全国約7300カ所の店舗網を生かし、2時間30分の代行サービス(9800円)のチケット発券サービスにも乗り出した。 |