09.06月03日 | ||
接骨院?整骨院?整体と違うの? | ||
接骨院、整骨院の多くは、柔道整復師と呼ばれる方が開院されている治療院で、基本的には、健康保険適応機関です。 基本的には、というのは、一部の院様では、従来の接骨院、整骨院の治療では限界があることを知り、独自で違う手技療法を学び、それらを取り入れているため、一部健康保険適応外を取り扱う院様もあります。 従来の接骨院、整骨院の治療とは、多くの治療院で受けられる、電気治療、マッサージ、牽引、鍼灸などです。 これらの治療法では、症状の改善には限度があり、「治してあげたいのに、治せない」というしがらみから、別の治療法を模索する先生がいらっしゃいます。むしろ、こういった姿勢の先生のみえる治療院の方が、良い治療院ではないかと考えます。 さて、整体との違いですが、上記の一部の治療院を除いた、従来の接骨院、整骨院とは、治療法はもちろん、目的からして違います。 接骨院、整骨院での治療法は、基本的に対処療法です。対処療法とは、痛みなどの元を治す治療ではなく、痛みに対して、一時的に症状を緩和させたり、ごまかしたりすることで、自然に痛みが引くのを待つ、保存療法の効果を狙っています。 つまり、「治している」のではなく、「紛らわしている」と言った方が正しいのかもしれません。 整体では、痛みなどの根本的な原因を調整し、痛みなどの症状が出ない様な体にすることを目的としています。つまり、結果的には、「治した」と同じ状態にもっていくのです。 ご年配の方が、毎日のように整形外科、接骨院へ通われる光景を見かけます。しかし、何年通っても、症状の変化はありません。 これは、上記で述べたように、整形外科や、接骨院などの治療院では、痛みなどの症状を治しているのではなく、一時的に緩和させているだけで、永久的に患者さまが訪れるシステムを構築しているからです。 接骨院、整骨院と整体との違いは、 「ごまかしているのか、治しているのか」の違いだと言えます。 |