09.06月18日 | ||
「ASEANヘルス&ウエルネス2009」、22日から開催 | ||
日本アセアンセンター(東京都・御成門、大西克邦代表)は17日、22日から開催されるヘルス&ウエルネス展示商談会に先駆けて「ASEAN5か国のスパ事情」と題した事前スパ・セミナーを行った。 【写真詳細】 ASEAN有望企業のスパ商品が紹介された。日本アセアンセンターにて。2009年6月17日。 ヘルス&ウエルネス展示商談会である「ASEANヘルス&ウエルネス2009」は22日から一か月間(商談会は7月14日から16日)、日本アセアンセンターにて開催され、ASEAN10か国の有望企業(30社)の日本市場への紹介がなされる。 出展する企業および商品は、事前にASEAN各国の政府貿易振興機関と協力し、スパ専門家をASEAN各国に派遣して選定されている。日本の市場やニーズに答えられる製品、まだ日本に登場していない製品など、アジア独自の文化から育まれたさまざまなスパ&ウエルネス関連製品が展示される予定である。 セミナーではカンボジア・フィリピン・タイ企業の選定に携わったビーモア株式会社代表取締役の川久保文佳さん、およびインドネシア・ベトナム企業の選定に携わったオリエンタルスパアユス株式会社代表取締役の西田若葉さんがそれぞれの国々の有望企業スパ商品の紹介を行った。 ASEAN諸国の有望企業スパ商品の日本市場参入では、日本の既に出回っている商品との違いをどのようにアプローチしていくか、東南アジアと日本での香りの好みの違い、製造ラインの充実、オーガニック製品の認定問題など、クリアすべき課題が多い。また日本の薬事法の問題などにより、商品の美白成分などの表現にも工夫が必要になってくる。 セミナーではベトナムの伝統的なハーブを使用した健康茶「帝王茶」や「香りの木のスパプロダクツ」などの製品が続々と紹介された。22日から開催されるセミナーでは専門家らによって厳選された各国トップ3に選ばれたASEANスパ関連企業が商品・サービスを一斉に出展する。 日本アセアンセンターでは、今回の展示会で多くの日本の企業関係者が訪れ、ASEAN10か国の有望企業が日本市場に進出していく際のアドバイスが受けられること、またASEAN各国製品の魅力を展示会を通して実感できる良い機会となることを期待している。 |