09.09月26日 | ||
カロリーだけでない“ゼロ”食品が増えている! | ||
メタボリックシンドローム対策やダイエット、健康志向から、飲料や食品のカロリーを気にする人々が増え、“低カロリー”や“カロリーゼロ”を特徴とする商品の発売が相次いでいるのです。 コンビニやスーパーで、ひときわ目を引いたのが、パッケージに「0」「ZERO」などをうたった飲料や食品。話題のカロリーゼロ食品です。炭酸飲料以外でも、新発売が相次いでいます。 紙パック紅茶の「リプトン」シリーズから、9月中旬までの期間限定商品として「カロリーゼロオレンジティー」(森永乳業株式会社)が発売されたほか、10月には缶コーヒー「ボス 甘くないオレ 砂糖不使用」(サントリーホールディングス株式会社)も発売となります。カップゼリーでは「ゼリーdeゼロ」シリーズ(マルハニチロ食品)などもあります。 これらカロリーゼロ飲料には、甘さや風味を保つために、人工甘味料で甘みを補い、カロリーを抑えているものもあります。 人口甘味料というと、「パルスイート」(味の素株式会社)などが思い浮かぶと思いますが、「あれってほんとに0カロリーだっけ?」と気がついた人はダイエット通。実は健康増進法の栄養表示基準によると、飲料の場合、100mlあたり5kcal未満であれば「カロリーゼロ」と表記できることになっているのです。 さて、こうした流れを受けて、カロリーだけでなく、糖質や脂肪ゼロを掲げる「ゼロ食品」も続々と登場しています。 男性にとっては、栄養ドリンク剤で糖類ゼロ、低カロリーの「リゲイン ZERO」(第一三共ヘルスケア株式会社)や、アルコール度0.00%というノンアルコール飲料も気になるところかもしれません。なにしろ、キリンのビール風味の清涼飲料「キリンフリー」(麒麟麦酒株式会社)は今年4月発売すぐから好調な売れ行きで、他社からも「アサヒ ポイントゼロ」(アサヒビール株式会社)、「サントリー ファインゼロ」(サントリーホールディングス株式会社)、「サッポロ スーパークリア」(サッポロビール株式会社)と次々と発売が続いています。 もちろん、カロリー制限だけでダイエットするのは無理がありますし、掛け算のようにゼロをかける(×)となかったこと(0)になるわけではありませんが、同じ金額を払って飲食するなら、飲んでも食べてもゼロに近い食品や飲料の方が、無駄なカロリーを取り込まずにすむわけです。“ゼロ”を上手に利用して、食欲の秋を上手に乗り切りたいですね。 |