09.10月28日 | ||
インテリジェンス、医療・介護系と理美容系の有資格者対象に就業に関する意識調査結果を発表 | ||
求人情報サービス「an」 介護職従事者が仕事を辞める理由「仕事の割に給与が低い」最多に ?医療・介護系、理美容系職種の「仕事を探す際の重視点」「辞める理由」意識調査? 株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:高橋広敏)が運営する求人情報サービス「an」は、医療・介護系、理美容系の有資格者を対象に、就業に関する意識調査を行いました。結果がまとまりましたので、お知らせいたします。 ※詳細は、採用企業向け情報サイト「anレポート」にて公開しています http://weban.jp/contents/an_report/ 【調査結果】 ■医療・介護系、理美容系職種 仕事を探す際の重視点―医療・介護系職種は雇用形態を重視 「医療系」「介護系」「理美容系」職種の有資格者に、仕事を探す際の重視点について聞いた質問では、3職すべてで「やりがいのある仕事であること」が最多となりました。「やりがい」を重視した人は、全職種の平均で4.0%なのに対し、「医療系」16.1%、「介護系」15.7%、「理美容系」21.5%と、いずれも高い割合となっています。 また「医療系」「介護系」では、「正社員、または正社員に近い雇用形態であること」が「介護系」13.0%、「医療系」8.7%と、全職種平均(5.2%)を上回っており、正社員志向が強いことがわかりました。一方「理美容系」は、「資格や技術が身につく仕事であること」が突出して高く(「理美容系」12.8%、「全職種平均」1.9%)、スキルアップできるかどうかを重視して仕事探しをしていることが明らかになりました。(図表1参照) ■医療・介護系、理美容系職種 仕事を辞める理由―条件面の理由が上位に 「医療系」「介護系」「理美容系」職種の有資格者に、仕事を辞める理由について聞いた質問では、「業務内容の割に給与が低いから」が「介護系」(30.5%)、「理美容系」(23.2%)で最多となりました。「医療系」でも20.8%と、「職場や社員の雰囲気が悪いから」(29.0%)に次ぐ多数回答となっています。また、「1日に働く時間が長いから」についても、「理美容系」23.2%、「医療系」18.1%、「介護系」16.0%と、いずれも「全職種平均」(11.0%)を上回りました。更に、「医療系」「介護系」では、「もっとよい条件の仕事がみつかったから」が比較的高い数値となっているなど、条件面を重視する傾向を表す結果となりました。一方「理美容系」では、「自分に向いていない仕事だと感じたから」が20.7%と、他の職種に比べ高い特長的な結果となりました。(図表2参照) ■解説―給与、勤務時間など 条件面の改善必要 3職種とも、求職者は給与や勤務時間といった条件を重視しており、これらの職種で起こる早期離職を防ぐには、条件面の改善が有効です。また、理美容では「自分に向いていない」という退職理由が目立ちました。強いやりがいを抱いて仕事を始める人が多い職種だけに、壁に当たるとイメージとのギャップが大きいと考えられます。職場での密なコミュニケーションなど、日頃からのフォローが早期離職防止に効果的です |